2005年06月15日

原理は単純を、構造は複雑を極め、人は最も人らしく

「原理は単純を、構造は複雑を極め、人は最も人らしく」
昨年公開された、士郎正宗原作のSFアニメ(ほとんどCG?)「Apple Seed」に出てくる言葉です。知らない人も、マトリックスの監督が影響を受けたアニメ、攻殻機動隊の作者、といえばもっとわかるでしょうか。

このメッセージが意図するところを100%理解しているわけではないですが、私なりに読み解くと、私たちの体の構造しかり、会社の構造しかり、IT技術しかり、すべてにこの言葉が当てはまるような気がします。

たとえば美味しそうなケーキを目の前にして、欲求のままに食べる。満足する。もっとも人らしく、原理は至ってシンプル。

でも、シンプルに感じるけど、実は、目を通して得た刺激を、脳内で処理してケーキと認識して、ケーキ=甘い・おいしいという記憶と、現在空腹又は食べられる余地があるかどうか、それらを一瞬のうちに判断し、その上で初めて「食べたい。」という欲求に転化させるのだ。そしてその欲求に基づいて行動に移すのである。脳から送られた命令を元に手足が動き、口元に運ぶ。そして、脳内の味覚との整合性をはかり、「まあまあかな」とか「すごいおいしい!」という満足感を得る。

こんなところまで意識してケーキ食べる人はいないけど(笑)でも、「実は構造は複雑」それでいて「シンプルに人らしく行動できる、使える」というのは非常に重要なポイント。

ITに置き換えてみると、携帯電話にしてみれば構造はどうなっているか、基盤がどうとかCPUがどうとか電波がどうとかうんちくは知らない人のほうが多いけれども、携帯電話で何ができるかは皆知っている。

自分の本業のパソコン関係でいえば、そんな「人らしく」使えるツールとして、インターネット技術や、パソコンなどのノウハウを提供していきたいと思う。技術屋あがりの私は、「CPUがどうこう」「PCIバスの仕様がどうこうで」なんて、いろんなうんちくを述べてしまうが、使う人の欲求は技術がどうこうではなく、「いかに便利か?」「簡単か?」「壊れないか?」「かっこいいか?」「かわいいか?」「安いか?」と、至ってシンプル。

成熟がなかなか見えないこの業界。でも、常にその時その時の最先端をキャッチして、ビジネスノウハウと融合させて、お客様に提供していきたいと思うのです。

そう、最もシンプルに、人らしく。
posted by もっち at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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